ハイエンド総合包装設計
包装対象物の3Dデータを利用し、スピーディーに緩衝設計。
設計リードタイムを短縮し、概算費用算出を可能に。
※包装対象物によっては、現物サンプルが必要な場合もあります。担当営業までご相談をお願い致します。
包装物(製品)の3Dデータを利用し、デジタル採寸機能を使った包装設計
1. ダンボール包装設計
STEP 1
お客様より預かった3Dデータを弊社CADにインポートし、包装物(製品)の形状・寸法を自動認識させ確認する。お客様の要望の梱包枚数のデータを作製する。
※最大寸法だけでなく、詳細寸法も追うことが可能です。
STEP 2
営業担当とお客様で打ち合わせを行った内容で包装設計を行う。お客様希望の材質(ダンボール、プラダン、緩衝材、真空成形トレー等)を基に3Dデータで寸法を確認しつつ、設計する。
本事例は製品をダンボールで梱包する形状の依頼があり、天底パットで製品を挟み込み、ダンボール箱に入れるという仕様で進みました。
STEP 3
包装物(製品)の3Dデータを弊社で設計した梱包材に、入れ込み梱包状態確認も可能です。
また、作製したデータは3D PDFや各種フォーマットの画像データとしてエクスポートする事もでき、仕様書等への利用も容易に行えます。ご希望の形式で提出させていただきます。
2. 緩衝材包装設計
STEP 1
お客様より預かった3Dデータを弊社CADにインポートし、包装物(製品)の形状・寸法を自動認識させ確認する。
また、お客様指定の設計条件を確認する。※最大寸法だけでなく、詳細寸法も追うことが可能です。
設計条件(お客様より指定)
- 製品寸法:159×100×425mm(詳細寸法は3Dデータ参照)
- 製品質量:10.0kg
- 落下高さ:60cm
- 許容G値:40G
- 緩衝材の選定:無架橋発泡PE[35倍]
- 突起物確認 : TOP → 5mm
STEP 2
使用する緩衝材の物性資料を用意・利用し、
算出した受圧面積を元に製品の当てて良い場所を色分けし、
色分け部分の面積が緩衝材の厚みに対して面積が
足りているか算出する。不足の場合、受圧面積を増やすか、
緩衝材の厚みを増やし設計を進めていく。
STEP 3
包装物(製品)の3Dデータを弊社で設計した梱包材に、
入れ込み梱包状態確認も可能です。
また、作成したデータは3D PDFや各種フォーマットの画像データとしてエクスポートする事もでき、仕様書等への利用も容易に行えます。ご希望の形式で提出させていただきます。
3. 真空成形トレー設計
STEP 1
お客様より預かった3Dデータを弊社CADにインポートし、包装物(製品)の形状・寸法を自動認識させ確認する。
※最大寸法だけでなく、詳細寸法も追うことが可能です。
STEP 2
トレーの用途確認(材質選定のため)トレーの外形の確認(箱の指定がある場合もあるので)製品の形状・触れNG箇所(逃げて欲しい箇所)等を確認してから設計に取り掛かる。
トレーは3D図面で作図していきます。製品をはめ込んで寸法・スタッキング・不具合等を検証しながら進めていきます。要望に応えた、トレー図面を作ります。
STEP 3
完成した図面は成形側と相談をし、成形可能かどうかを確認します。
(寸法的に厳しい形状・複雑な形状は金型成型側と相談し、進めていきます。)確認後、お客様にご提案致します。
図面データは下図のような形式になります。
包装物(製品)の3Dデータを弊社で設計した梱包材に、入れ込み梱包状態確認も可能です。データはPDFや各形式でエクスポートする事もでき、ご希望の形式で提出させて頂きます。